お客様インタビュー

Interview

工事をご依頼いただいたお客様の元へ、代表の平田が出向いてインタビュー。お悩みになっていた点や、平田幸来園とつながりをもったきっかけなど、じっくりと、詳しくお話をお聞きしました。

「思い通りのものが、思い通りの予算で実現できました」 ── 丹波市・Y様に聞く、カーポート工事と家族の変化

施工
2024年4月
場所
兵庫県丹波市
工事種別
外構工事(カーポート・駐車場・造成・アプローチ・門柱・植栽工事)
工事期間
14日間

はじまりのきっかけ

「いつか解決しなきゃ」が、「今、解決しよう」に変わった日。

「お盆や正月に親戚が集まると、いつも申し訳ない気持ちになっていたんです」
ご主人がそう振り返るのは、駐車スペースのこと。 家族分の4台は停められるものの、来客用のスペースがなく、親戚には離れた場所に車を停めて歩いてきてもらっていた。

子どもたちの自転車は物置に。出し入れのたびに手間がかかり、友達が遊びに来るときも、子どもなりに気を使わせていたかもしれない。
そしてもうひとつ、ずっと心にかかっていたことがあった。

「道路の向かいにある、大きな倉庫です。昔は資材を格納していたんですが、老朽化が進んでいて……。台風や地震で外壁が飛んだり、倒壊して道路を走る車に当たったら、と常に心配でした」

解体して駐車スペースにしてはどうか。家族で何度も話し合った。 でも費用面の不安があり、問題は先送りになっていた。「前々から考えていたことが、いくつも重なって。"いつか"じゃなくて、"今やるべきだ"と思えたんです」

募る不安と、本当に叶えたかったこと

利便性だけじゃない。家族が安心して暮らせる場所にしたかった。

駐車スペースを広げたい。倉庫を解体したい。 一見シンプルな要望の裏には、家族への想いがあった。
「来客があっても、気兼ねなく車を停めてもらえる家にしたかった。子どもたちが友達を呼びやすい環境を作ってあげたかった。そして何より、老朽化した倉庫の心配をせずに暮らしたかったんです」

でも、どこに頼めばいいのか。 解体から造成、外構工事まで、一貫して任せられる会社はあるのか。 費用はどれくらいかかるのか。「正直、不安だらけでした。大きな工事ですし、失敗したくない。でも、誰に相談すればいいのかも分からなくて……」

そんなとき、ふと頭に浮かんだのが、同じ集落に住む平田の顔だった。

迷いながら辿り着いた「平田幸来園」

なぜ、他の業者ではなく、この人に頼もうと思ったのか。

「平田社長とは同じ集落なんです。年齢も近く、自治会の付き合いの中で話すようになって。同じ会社経営者ということもあり、価値観も近く、自然と仲良くなりました」

日々の付き合いの中で見えてきた、平田さんの人間性。「この人なら信用できる。なんでも気にせず要望をぶつけることができる、と思ったんです」

そして、もうひとつ。 工事完成後のことも考えた。
「アフターメンテナンスって、お客からすると相談しにくい空気があるじゃないですか。ちょっと傷がついてサビてきているとか、本当に小さなことでも。でも平田幸来園なら気軽に相談できると思えた。自分がした仕事を最後まで面倒を見る"責任感"が、平田さんにはあると感じたんです」

さらに決め手となったのが、造園・土木・外構工事を一貫して対応できる体制だった。
「解体→造成→エクステリア・植栽工事と、外注を挟まず進められる。コスト面でも大きな安心材料でした」悩んでいた問題を、平田に打ち明けた。 その日から、本格的な相談が始まった。

出会ってわかった「プロとしての温度感」

予算より先に、まず"理想"を聞いてくれた。

「最初は、予算のことは何も言わずに希望だけを伝えました」
なぜか。

「プロが考える一番良い方法を、最初から値段のことで制限したくなかったんです」

平田さんは、じっくりと話を聞いてくれた。 どんな暮らしがしたいのか。何を大切にしたいのか。 そして、初回の見積もりを出した後、予算調整に入った。
「遅くまで打ち合わせを重ねましたよね」と、平田も当時を振り返る。

「基本的に私は日中仕事なので、帰宅後の19時から22時くらいまで、じっくり相談に乗っていただきました。普通は頼めないような動き方をしてくれて、本当に助かりました」
時には、打ち合わせの後に一緒に食事をとることもあった。

「大切なのは、第一に"施主さんの希望を叶える"こと。第二に"構造上の問題がないか"。そして第三に"希望予算に応える"。この順番で考えて、なんとか希望を実現することを大切にしているんです」(平田)

印象的だったのは、こちらが気づかない視点も教えてくれたことだ。
「"玄関までのアプローチに車が乗り入れる可能性はありますか?"と聞かれて、はっとしました。そういった危険性や可能性まで視野に入れて提案してくれて、しかもそれを予算内に抑えてくれた。本当にありがたかったです」

見えないところこそ、丁寧に

「なんでも言える関係」だけじゃない。確かな技術があってこその信頼だった。

工事が始まってからも、要望は遠慮なく伝えた。
「"ちょっと、門柱の位置をずらしてほしい"とか、本当に小さなことまでガンガン言えましたし、すべて応えてくれました」

途中、予想外の出来事もあった。 ご主人とOKを出した駐車場の目隠し用コンクリートブロックに、お母様がNGを出したのだ。
「第三者からNGが出た場合でも、素早く対応してくれました。わざわざコンクリートブロックを崩して、デザイン性の高い化粧タイルに変更してくれたんです。本当に感謝しています」
その柔軟さと技術力に、改めて信頼が深まった。

「"人が良くて、なんでも頼みやすい"だけではダメですよね。ちゃんと技術があってこそ、"頼みやすい""信頼できる""責任感がある"というすべてが揃う。だからこそ、ここまでの仕上がりが実現したんだと思います」

工事が終わった今、暮らしは大きく変わった。 来客時の車のスペースに困ることもなく、子どもたちは友達を率先して呼ぶようになった。
そして何より──。
「家族の美意識が高くなったんです。"いつまでも綺麗に使おうね"と、大切に使うという意識が家族全員に生まれました」

最後に

「外構工事は、“暮らし”をつくることだった」

「利便性がアップして、車の乗り降りも楽になりました。子どもたちも自転車を何台も適当に停められるようになって、友達を呼びやすくなった。でもそれ以上に大きかったのは、家族の意識の変化です」

家の外観は、その家の印象を決める。 "人が入る一番最初のところ"を綺麗にしておくことの大切さを、今は実感している。
「思い通りのものが、思い通りの予算で実現できました。もし他の業者に頼んでいたら、言いたいことも言えず、今のような仕上がりにはなっていなかったと思います」

外構工事という言葉には、どこか大がかりな響きがある。 でも、その本質はとてもシンプルで、温かい。家族が安心して暮らせる場所をつくること。 そして、それを一緒に実現してくれる人がいること。

「本当に、平田幸来園に頼んで良かったです」
その言葉に、すべてが込められていた。